高千代 純米からくち+19 美山錦 1.8L

¥2,420

旨みとキレのジェットコースター!
メリハリの効いた「うまから」酒!

日本酒度+19・・・

これが何を意味するかというと、お酒の中にほとんど糖分が無いということです。
酵母が糖分を全て食べきり、完全発酵した証がこの+19。甘みが無いということは、旨み以外にお酒のコクを感じられるものがありません。

しかし、このお酒は飲んだ瞬間からとても旨みが豊かに感じられます。
「えっ、辛口のお酒なの?」と一瞬思うほどコクが豊か。
そこから徐々にドライな表情を見せ、後口はバサッ!とさばける。
そこでやっと「うわ、辛口!」となる。

そんな、メリハリがはっきりとしたお酒です。
じっくりじっくりと、発酵で旨みを引き出したお酒ならではのうまさ。
ぜひ、お好きな肴と共にお楽しみいただきたい一本です。

冷酒~お燗まで、温度帯も幅広く楽しめます。

原料処理の話

高千代酒造では、良質なお米を最良の原料処理をするために自家精米しています。
日本酒業界では委託精米が一般的ですが、当時はお米が割れてしまうことが多かったため自家精米に切り替えました。コストも手間もかかりますが、自家栽培もしている高千代酒造は良いお酒を造る一心でこの選択をしました。
そして、その想いはさらに進化し、日本酒業界ではかなり早い時期から「扁平精米」を実施。通常の精米ではお米が本来の形からまんまるの球状になっていきますが、扁平精米では元の楕円形を維持したまま精米されます。
お米の中でも酒造りに大切な「芯白」もやや楕円形をしており、扁平精米することで無駄なく周りの部分を磨き落とすことができます。これが、雑味のないお酒を造るうえでも大事な工程となります。

手間も時間もかかる自家製米。さらに時間がかかる扁平精米。
それらを行う理由は良いお酒を造るため。

蔵元のその想いがお酒の味に反映されていることは間違いありません。

 

SAKE DATA

高千代酒造(新潟県南魚沼市)

原材料:米、米麹
使用米:美山錦
精米歩合:扁平精米65%
アルコール度数:16度
日本酒度:+19
酸度:1.5